ひとと動物のかかわり研究会・お知らせ
 ひとと動物のかかわり研究会は、研究・人材育成・シンポジウム等、年間を通して様々な活動を行っています。



 

年頭のご挨拶

年頭にあたり、どうかこの一年が皆様にとってご健康で、素晴らしい年でありますよう心より御祈念申し上げます。
“慈愛”“平等”“共生”を理念に設立された動物介在教育・療法学会もひとと動物のかかわり研究会との統合により益々他分野の方々との交流が広く深まってまいりました。
このことは、単なる極めて狭い専門領域での学術的交流と異なり、ともすれば陥りやすい独善を打ち破りいわゆる“象牙の塔”から、“実践の場”へと必ずや拡大していくと信じております。
昨年の暮れに目にしたものに、ヒトは、人類の進化の過程で、動物に比べてとても高い知能を持つが、なぜ、これ以上の知能を体得しなかったのかという問いに、Hills(ウォーレック大学)とHertwig(バゼール大学)は答えております。
“釣り合いを取る”というのは進化の過程であることで、ヒトの心臓が血液を送れる能力と身長が釣り合っていて、ほとんどのヒトは1.8m以下の身長を持つことを挙げ、このような身体的な釣り合いと同様に知能にも釣り合いがあるのだと説明しております。
ヒトは忘れることによって過去のトラウマなどを克服することが出来、もし忘れることが出来ないと生活に悪影響さえ出てしまう。車を運転する場合でも異常なほどに高い集中力を持ってしまうと、周りの広告やラジオなど余計なことに集中してしまい、大きな事故の原因となることを指摘しております。異常なほどに高い理解力や思考力も、神経系へ影響する病気の発生率を高めてしまう可能性があることを示唆しております。
ヒトの心と体、ヒトとヒト、ヒトと動物、ヒトと社会、ヒトと環境、いずれも”釣り合いの取れた“歩みこそ大切と考えます。
本会の今後に向けた課題も多いのですが、日本における介在教育・療法のパイオニアとしての責任をもちつつ、広くアジアへとひとつ一つ確実に理解を深め、実行に移して行きたいものです。一つ一つの学問領域を生かしながらもその領域に止まらず、多方面からのさらなるご支援を賜りますようお願い致します。

平成二十四年 正月
                      
動物介在教育・療法学会理事長
樋口誠一
  
 
  
 
 
 
 
 
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