ひとと動物のかかわり研究会・お知らせ
 ひとと動物のかかわり研究会は、研究・人材育成・シンポジウム等、年間を通して様々な活動を行っています。



 

第4回学術大会
ひとと動物のかかわりシンポジウムB

 シンポジウム「東日本大震災における人と動物」報告(事務局 池田仁美)

 第4回日本動物介在教育・療法学会学術大会(第1回動物介在教育・療法学術大会)が2011年10月14日(金)〜16日(日)にかけて、麻布大学内で行われました。10月16日(日)にシンポジウムには、「東日本大震災におけるひとと動物」と題したシンポジウムが開催されました。震災から7カ月たち、震災当日から今日に至るまでの経過を3名の方をお招きし、発表いただきました。
 シンポジスト  佐藤真実(宮城県利府町 オノデラ動物病院 動物看護師)
         西澤亮二(株式会社ぺピィ)
         大倉弘二(環境省動物愛護管理室)

大倉弘二(環境省動物愛護管理室)のお話し
環境省動物愛護管理室では、関連団体あての要請を聞き取り、フードやケージ、テントなど準備しました。
特に4月22日から福島県の警戒区域が設定され、5月10日に住民一時立ち入り開始の際には、連動した犬猫の保護収容活動も開始しました。この活動は動物のために行うことが難しく、別の方法でなら良いという許可を受け、住民の動物を保護したいという方の後ろに動物救護の車が付いて行ったとのことです。警戒区域内のペットの保護活動として、中継基地における住民への聞き取り調査を行い、ペットの保護活動、保護した犬のスクリーニング、シェルターでの獣医師による健康チェックを行っております。
今後の課題としては、放浪した犬、猫たちの繁殖の問題解決。保護した動物たちに新しい飼い主を探すこと。また救援金がどれくらい足りないかの調査を行うことです。

被災地では皆様も被災されながら震災直後からのすばらしい救援活動が行われておりました。そして、時間がたつにつれて、また、被災した規模の大きさなど、ニーズが異なってくること、その対応への難しさがわかります。
被災地から離れた、全国のみなさまの何かできることはないかという気持ちはとても強いものでした。改めて、動物たちの大切さがわかります。
しかし、その一方で、まだまだ進まない救護活動や、これからどうしていくか、などの問題に直面しています。今までの生活に戻れるように、長期的な支援が必要です。そして、並行して、世間ではまだまだ受け入れられない動物たちを守るのも私たちです。そのためには周囲への配慮が必要だということがよくわかりました。避難所で子犬たちがみんなの輪の中心にいたように、動物を幸せにすることは社会全体の幸せに通じるものではないでしょうか。これからも大切な命を守るために活動を進めて行こうと思います。
  
 
  
 
 
 
 
 
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