ひとと動物のかかわり研究会・お知らせ
 ひとと動物のかかわり研究会は、研究・人材育成・シンポジウム等、年間を通して様々な活動を行っています。



 

第8回ひとと動物のかかわりシンポジウム

第8回「ひとと動物のかかわり」シンポジウムは、「人と動物のより良い関係作り」の普及啓発という原点に立ち返り、「生きものに関心を持つと幸せですよ」というテーマで、7月28日(日)に研究会の法人会員である穴吹動物看護カレッジ(香川県高松市)を会場に開催された。シンポジウムは、穴吹動物看護カレッジ校長の湊惠氏)より「少子高齢化の時代、高齢者の健康づくり、子供の心・思いやりを学べるペット飼育の効果等について、皆様と大いにディスカッションして戴きたい」という開会挨拶に続き、「動物好き、動物嫌い、そしてどちらでもないという人がいる。動物嫌いな人はもとより、このどちらでもない人を巻き込むことをこのシンポジウムで考えたい」という横山章光氏(帝京科学大学)の開催趣旨説明で始まった。的場美芳子氏(日本獣医生命科学大学)は、「人間は『言語』を用い、動物は『言語』を持たない。その『言語』を持たない動物とどうやってコミュニケーションを図るか」ということを児童自ら考え行動できることを目的にしたヒューメイン・エデュケーション(Humane Education)の取り組みとして、犬におすわりを「みかん」という言葉を使って教える児童の様子が伝えられた。養老孟司氏(ひとと動物のかかわり研究会理事長)は、人と動物の違いを「人間は自分と相手を交換して考えることができる。もし、相手だったらどうするかと考える。動物は自分からしか見ていない。A=Bという式が成り立つように、お金がいい例であるが等価交換という世界が人間にはあるが、動物には『等』の感覚はない」と述べ、「理屈を言わずに、まずは素直に動物を見たらどうでしょう。動物や虫は見ているだけで面白い。ずいぶん豊かな世界が見えてくると思いますよ」と締めくくられた。動物福祉・愛護教育のスペシャリスト、ウィリアム・サミュエル博士は、全米のPTA大会(1933年)の宣言から「ヒューメイン・エデュケーションは、全ての生命に対して正義、好意、および人間性の原理を学校で教えることである。動物に対するやさしい心の養成は、より大きな人間性の出発点として、全ての民族と風土と仲良くなれるだろう。これらの原理で教育された人々は、隣人として、そして敵としてではなく、彼らの国際的な問題を解決するだろう」という文言から「国際紛争もペットで解決!」というタイトルで、スーパーマンの衣装を纏った犬のスライド写真から始まった。「生きものは自然からの使節。生きものにやさしく接することは自然への関心、かかわりと考えられる」「子供は自然に生き物に引き付けられる。動物は、子供のお手本となり、子供にいろいろなことを教える際の話のきっかけとなる」「ペットや野生動物、環境が直面している問題にどのように対処すればよいか、子どもたちは情報を集め、批判的に思考し、総合的に見つめ、他の地域の子供たちと仲間を作ることもできる」「公平な関係をもって様々な取り組みをするための基礎を学ぶ。やはり子供は生き物に動機付けられる」と述べた後、動物の持つ素晴らしい能力を理解し、その能力を用いたコミュニケーションを使ったゲームを会場の人達と行った。
  
 
  
 
 
 
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