自然は感覚で知るもの 

子どもたちに自然や生物のことを教えるには、森のなかに連れ行って放しておくのが一番です。あまり面倒を見すぎると、子どもたちが自分から面白いものを見つける気持ちを失わせてしまいます。

自分で見つけた虫は、どんな虫でも面白いのです。珍しい虫を捕まえてきて、ほらって見せても何も面白くありません。 
葉っぱは、一つとして同じものはないのに、ディテールの見えない大人の目には、すべて同じ葉っぱとしてしか見えません。子どもたちは、一匹一匹の虫が持つ実にささやかな違いや、一枚一枚の葉っぱを見分ける目を持っています。 

でもそれは、幼いころから自然に触れていないと育たない『感覚』です。だから、大切なのは、すべてのものに違いがある自然や生物、つまり、本物のディテールに子どもを触れさせておくことなのだろうと思います。 

  養老 孟司 

  ひとと動物のかかわり研究会 第3回サマーキャンプ

   実施日:平成18年7月31日・8月1日 1泊2日
   実施場所:神奈川県足柄上郡山北町 大滝キャンプ場
   参加者:
    小学校3年生から6年生までの全国から集まった子どもたち30人
    ボランティアのお兄さん、お姉さん6人、研究会スタッフ6人
    養老先生 

7月31日

8:30 集合
9:00 出発/バスの中でレクリエーション
11:00 大滝キャンプ場到着/キャンプ場探検、川遊び
12:30 昼ごはん
13:30 東海自然歩道トレッキング/自然観察、昆虫採取
15:30 おやつ
16:00 アウトドア教室/ロープワークとテントのつくり方
18:00 夕ごはん
19:30 お風呂
20:30 夜の昆虫観察/ライトトラップ
21:30 就寝

8月1日

7:30 起床
8:30 朝ごはん/ お弁当つくり
10:00 出発
12:00 箱根到着/昼ごはん
13:00 箱根湿原ハイキング/昆虫採取
14:00 養老昆虫館でムシの勉強/修了式
15:30 出発
17:30 渋谷到着


ひとと動物のかかわり研究会